植物は逃げられない!
植物は逃げられない!
動物には足があって自由に動き回れます。
暑ければ日陰に、のどが渇けば水を飲みに、
お腹がすけばえさを探しに などなど
生きるためによりよい環境に移動したり、棲み家を変えたりします。
それに対し、植物は光合成という方法で生きているため、
えさを求めて移動する必要はありませんが、
動き回れないため、天気の変化や、敵に襲われないように
自らを守らなければなりません
乾燥したら、根から水分を吸い上げ、葉から蒸散させて
自ら潤すことができます。
暑いところで育つ植物は特にその力を持っています。
また、受粉したり、種子を運んでもらうために、昆虫や鳥を
引き寄せる香りを発します。
反対に、摂食や菌が発生するのを防ぐために虫や鳥を遠ざける
香りを発したりもします。
バラのトゲもその方法の1つですね。
植物は環境変化に適応する能力に優れ、
自らを守るための数々のテクニックを身につけています。
生存競争が激しいのは、動物界も植物界も同じなんですね~。
植物はないたり吠えたりしませんが、
実はすごい戦略術を持っているんですね~。